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2012年5月

料理旅館・松の井

 唐津旅行の宿に選んだのは『料理旅館・松の井』。予約時、女将さんの電話口でのやりとりがとても温かく、ステキな宿であることを確信していました。

 到着して感激。明治26年に創業したというこの旅館は、当時の面影を残すアプローチと手入れの行き届いた中庭の風情が、旅の旅情をかきたてます。

 着いて、ゆっくりと湯浴み。湯上がりのほてった頬を海からの風がなで、中庭の池に泳ぐ鯉の姿も涼しげに映ります。そうこうするうちに夕げの時間とあいなって。

 さすが料理旅館とあるだけに、目にも美しい和食が並んでいました。唐津とくれば魚料理。中でもイカの刺し身は最高で、ビールがおいしいのなんのって。これは後ほど、天ぷらにしてくれます。丁寧に仕立てられた料理を堪能しながら、「和子ちゃん、いい旅館を選んでくれてありがとうね」とみんなからお礼を言われて嬉しくなって。

 料理もさることながら、女将さんの温かい人柄をしのばせる細かい配慮に心がゆるむのです。今どきの一過性の宿にある、慇懃(いんぎん)な押しつけがましさや過剰なサービスに辟易(へきえき)している私たちは、飾らない女将さんのもてなしにほっと和むのです。本来のサービスとはこういうことではないでしょうか。

 歴史ある旅館がこうして今も人気なのには理由があるのです。客を満足させるには、客の心が読めなくてはいけません。人の心を読む、ということは、気づかいや思いやりが根底になければできません。『料理旅館・松の井』には、旅の思い出を清らかに刻んでくれる心の触れあいがありました。
 仕事柄、たくさんの宿を取材し、自らもこれまで数え切れないほどの宿に宿泊してきましたが、久しぶりにいい旅館に出合えました。

 女将さん、楽しくておいしい時間をありがとうございました。感謝。

追伸。朝ご飯も贅沢なものでした。その中に「唐津茶漬け」が出ます。小さい焼おにぎりに塩漬けの雲丹など7種類の具材が入り、風味豊かなダシでいただきます。朝からお腹いっぱいになります。

Photo_6『料理旅館・松の井』の女将さんと母。なかなか写真に写りたがらない女将さんでしたけど、母のたっての希望で折れてくれました。とっても温かい女性です。

2新鮮な魚のお造り。どれもコリコリとして甘いのです。

3焼き物、巻物、酢味噌添えと、丁寧に仕立てられた料理の数々。

4唐津名物のイカ。刺身でタップリ味わった後は、天ぷらにしてくれました。

5これが女将さん一押しの納豆とイカの卵ご飯。「騙されたと思って食べてみてください。本当にっ、おいしかとですよ」。騙されたと思わなくても、聞いただけ見ただけでそのおいしさを確信。

6湯引きの白身魚の上に載せてある雲丹の塩漬けがおいしかった。

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一族旅行

 週明け、仲良しのいとこ夫婦と母の6人で唐津まで福永一族の旅行。8人乗りの車の中はワイワイガヤガヤとおしゃべりが止まりません。
 母からすると甥とその嫁、姪とその婿、そして娘の私に囲まれての旅行。甥嫁も姪婿も母とは大の仲良しで、み〜んな大切な家族なのです。それにしても、いずれのいとこ夫婦も60代とは思えない若さ。

 小さい頃は従姉妹のえいこ姉ちゃんにはよくよく遊んでもらったものです。いつも優しくて、お料理が上手で、それは今でもずっと変わらなくて。この年になっても、子どもの頃のように甘えられる人がいるっていいものです。

 この家族が面白いのは、殿方2人は下戸。母も飲めないけれど、えいこ姉ちゃんと嫁のさゆりさんと私はかなりいける口。ゆえに、いつもご馳走を前にお酒を飲むのは女性たちのみとあいなるわけで、代行の心配がいりません。

 唐津では『隆太窯』にお邪魔しました。静かな山里の中に佇む窯元は風情があります。唐津焼の第一人者である中里隆氏を取材した折りに、すっかり気に入った場所。その日はご子息の作陶の様子を見せてもらいました。

 唐津から呼子、波多岬へ。岬のたもとにサザエの壺焼きを食べさせてくれる屋台があり、そこの名物女将の1人が「やまぐちともこ」さん。かの女優と同じ名前です。ここも取材で出会ったのですが、久しぶりの再会を喜びあうことに。岬に吹く風を感じながら食べたサザエの壺焼きとイカ焼きは最高のおいしさでした。

 この旅行、次回は秋頃に計画。参加者も増えるようで、またまた盛り上がりそう。

Jpg右から、えいこ姉ちゃんのご主人のとしおさん、母、えいこ姉ちゃん、従兄弟ののりとし兄ちゃん、嫁のさゆりさん。隆太窯にて。

Photo隆太窯の中里さんの作陶の様子を拝見。

Photo_2旅の途中、村田英雄先生の記念館を発見。外から様子をうかがっていると、突如、えいこ姉ちゃんがリサーチ侵入。結果、外観撮影のみで通過すべし、という指令が下る…。



1この方が、波多岬のやまぐちともこさんです。さぁ、どーだっ!!

Photo_3
サザエの壺焼き4個で500円。サザエがすんごく大きくて、プリプリの食感。醤油タレとサザエのエキスも飲み干します。

Photo_5呼子の朝市でイカの一夜干し、イカシュウマイ、イカの塩辛などお買い物。

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コロッケの夜の怪しい面々

 コロッケパーティー。いったいどんだけ本家に集ったか未だに人数を把握できず…。こっちも酔っぱらっていたので、カメラに収めきれずにいたゲストも多いようだ。それにしても楽しかったー。コロッケパーティーに集った怪しい面々の表情をご紹介!

6「明日はサタブラだけん、へべれけになっちゃいかんもんなー」とお馴染み、熊本が誇る人気タレントの黒木よしひろさん。妻のよしこちゃんはその隣で「大丈夫よ」と内助の功。ここの嫁が好きなんです、私。じつによくできた嫁でしてねぇ。

1左から妹分で「熊本ハイカラ」のデザイナーだったみっこと息子のたいしょう。カメラマンの下曽山弓子の口があいて、スタイリストのみずっちはかわいくポーズ。

2「原稿ば書かかんと…原稿ばぁ…」と人知れず締めきりの恐怖と戦っていたライターひろきよしこ。

4KABアナウンサーの伊藤明日香ちゃん。仕事を終えて駆けつけてくれました。真ん中のメガネはやんべ。中国のスパイではありません。右がラッパーの「まむしのレージ」で、みっこの旦那さん。おいしいワインをもってきてくれました。

5カメラマンのあっこの旦那さんで、デザイナーの小山田宗玄こと、ダマダマ。こいつ、コロッケいくつ食べたんだろう…、すごい勢いで食ってた。

7左は若妻のあこ、真ん中は鉄腕アトムのコバルト兄さん…じゃなくて、ヘアーメークパレットの白石ちえ。RKKの夕方一番やKABのサタブラの番組でヘアーメークをしています。右はみずっち。きゃわいーん!!

8カメラマンのモリケンの嫁のみーちゃん。身重の体でやってきてくれました。夏には愛らしい女の子が生まれます。ばんざーい!!!

9こちらは茶の間で休憩中の従兄弟と母と、ご近所の仲良しの村上えみちゃん。この日のビールはえみちゃんちのパパが用意してくれました。

10モリケンの愛息のまさのぶにつれなくされてもめげずに遊んでもらっている我がスタッフでデザイナーの菜菜美。

6_2スタイリストの蕗さんとご主人でムービーカメラマンの山野道郎さん。いつもほんとに仲いいんだこの二人。

3三角の郡浦で漁師をしている片岡のお父さんが、捕ったばかりの新鮮な魚を刺し身にしてごちそうしてくれました。真ん中はタレントの伯龍とその妻のさえちゃん。えらく盛り上がっておりました。

11_2いれかわりたちかわり。いろんな人が大笑いしておいしく食べて過ごしたコロッケパーティーの夜でした。

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コロッケパーティーpart1

 母のコロッケは本当においしいと思う。どんなに真似て作ってみても、母の味には及ばない。我が家にご飯を食べに来る友人たちの誰もが、「おばちゃんのコロッケおいしい!」と絶賛してくれる。そこで気をよくした母がコロッケパーティーを企画した。

 会場は本家。およそ35人近くのゲストを余裕で集客するには本家に限る。朝から、従姉妹の優子姉と従姉妹嫁のさゆりさん、私と母の4人で、本家の台所で仕出し屋なみの作業を開始。大きな鍋にジャガイモを一箱分茹でる。タマネギ、ニンジンも挽肉もすごい量だ。通常の量の10倍近くなので味のほうはどうなんだ…と心配するも、そこがベテランの母、あのおいしいコロッケである。

 夕方からゲストが次々とやってくる。いつもは静かな本家がうってかわったように賑やかになる。家も外も灯りがあふれて、昔ながらの宴会がよみがった。

 亡き祖父母もおじや叔母も、人が集まるのが大好きだった。きっと天国から目を細めてゲストをもてなしていたことだろう。その模様はまた次のブログで。


コロッケを180個作った。お正月の餅つきのときの容器が活躍する。お惣菜屋さんって日々すごく大変なんだろうね…とみな口々に言った。

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庭・優しかった日々

 本家の庭の手入れをするようになってから1年。庭師だったおじの職人ぶりが、石の組み立て方や樹木の配置にうかがわれる。おじは晩年、認知症を患っていたので、自らの手でこの庭に最後に手を入れたのは、15年ほど前になるだろうか。おばとて、ずっと病気でふせっていたので庭いじりは無理で、草取りが精一杯だった。

 私が小さい頃、庭には生け簀があり鯉がいっぱい泳いでいた。地下水をくみ上げた池はずっと広かった記憶がある。夏ともなると祖父が鯉を小さい池に放ち、孫たちのためのプールをしつらえてくれた。その後、何の事情かで池は埋め立てられた。

 本家を譲り受けたとき庭に地下水を引いた。現在はブルーのプラスチック容器に水を引いてるが、これは仮のしつらえで、コンクリートの水場をちゃんと作る予定だ。この小さな池にスイカを冷やしたり、老犬のクゥや猫のジジの水飲み場となっている。

 毎朝、クゥの散歩をし、ジジと遊んで、縁台に座り、しばらくこの庭を眺めるのが日課だ。春夏秋冬の移り変わりを眺めてきたが、少しも飽きることがない。植物の成長で庭の姿は変わる。その変動が楽しい。

 本家の座敷に先祖の仏壇がある。そこからこの庭が見渡せる。きっと、祖父もおじも目を細めて眺めているだろうと思うと、草1本とて気になるのである。

 思い出の重みにしなるように、私はこの庭にひどく執着している。まだ健在のおじやおばたち、いとこたちが本家を訪れたとき、優しかった日々をすぐさま思い出せるようにと、毎日の手入れを怠らないのである。


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農魂の日々

 休みの間は、もっぱら本家の庭をいじっている。南側にある小さな庭に植えた桑の実が熟れて黒く色づき食べ頃だ。

 母がなすびの苗を、私はタラの芽の苗を植えた。去年植えたゴーヤのタネから芽が出て、すくすくと育っている。

 小さなバラ園ではバラたちがいっせいに咲いたが、うどんこ病と黒点病にかかり、葉がパラパラと落ちてしまった。原因はどうやら、土にあるようだ。
 そこで秋咲きを狙って、バラたちを裸にした。苗木の周りの土を鍬で掘り起こし、腐葉土と元肥、畑の栄養剤を混ぜて、軟らかな布団を作ってあげる。たっぷりと水を与えてあげて、秋を待つことにした。

 庭があると楽しい。忙しいときは面倒だと思うこともあるが、ちゃんと芽吹く植物たちの命に感動を覚えてならない。冬にはエネルギーをたくわえ、春に開花し、夏から秋へと、次なる命をつなぐ…。そんな植物たちと一年中向き合うっていると、私こそがきちんと生活できるようになってきたのである。


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天重

天重
スタッフの奈奈美と母の三人で、二本木にある天ぷら屋さん,天重でお昼。新鮮な素材と油で揚げた天ぷらは、全く胃にもたれず本当においしい。ダイエット中であることを、つい忘れてモリモリ食べてしまった。しあわせだった。

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イヴ・ピアッチェ

 小さなバラ園にイヴ・ピアッチェが咲きました。去年、苦労して阿蘇の女将にお願いして入手した苗木が、今年はすくすくと育ち大輪の花を咲かせました。

 イヴ・ピアッチェは香りが濃厚で、それはそれは艶やか。他のバラもいっせいに咲いて、今年は見事です。けど、ちょっと気を抜いていると葉がうどんこ病になったりと大変。それでもまだまだ咲きます、私のバラ。とてもいい香りですぜ。


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一人タイタニック

 三角の郡浦のお父さんに漁につれて行ってもらった。夏の紫外線も気になったが、不知火に渡る海風の爽快なこと。
 お母さんの日よけ帽をかりて、船首で一人タイタニック。後ろにカメラマンのウッチーが立ってくれるかと思ったが、撮影してくれただけだった…。

 船上で食べたイカやこのしろ、とんびの刺し身のおいしいこと。今度はお父さんの仕事の手伝いをしようと思う。なに?邪魔になるだけだって?番屋で食べるななこさんの料理は最高!次回はお泊まりして宴会するんだい。

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一人タイタニック。太ったトンビのようでもあり…。撮影=内村友造

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母の日

 KABのかおりんから母の日の贈り物が届いた。毎年、母のためにキレイなお花を贈ってくれる。母はこれが何よりの楽しみ。実の娘には期待しておらず、かおりんという可愛い娘の心づかいに、毎年、頭をさげている。
 かおりん、ありがとう。かおりんにとっても、今日がステキな母の日でありますように。

母の日

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タイの蒸し寿司

 三角にある料理旅館『楠翠荘』のタイの蒸し寿司をいただいてきた。亡きご主人が作った名物で、柳川のうなぎのせいろ蒸しをヒントにしたオリジナルの味だそうだ。

 具の入った寿司飯に鯛にまとった甘辛いタレがしみて驚きのおいしさだ。老舗の料理旅館の部屋からは美しい不知火海が見渡せる。

 ひなびた旅館の風情もまたいい。熊本にはこんなお宝的な場所がまだまだある。


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涙涙のあこの結婚式

 カワイイ妹分のあこの結婚式からゴールデンウィークが過ぎてもずーっとブログアップせずに、涙、涙の結婚披露宴のご報告をしておりませなんだ。

 いやぁ、泣いた泣いた泣いた。親せきのお葬式でもそんなに泣かなかったのに、今回の結婚披露宴はやられた…。
 まず、あこのお支度部屋で花嫁姿を見てポロポロ泣いた。披露宴の入場の瞬間に泣いた。花嫁が席についてから泣いた。ごちそうを食べるときは泣かなかった。

 ケーキ入刀でポロリ。最後の感謝の手紙のときなんぞ、ご両親への思いを語るあこが私の目の前におり、彼女のマイクが私の泣き声まで音を拾いそうに泣いた。
 気がつけば、同席の中川ひとみや大野由美子もグシュグシュ泣いている。カメラマンのキノタクも「泣かずにおられん!」と男泣き。母も泣く、みんな泣く。

 本当にいい結婚披露宴だった。まるで、我が娘を嫁がせたような気分にさせてくれたあこの結婚式であった。「かずさん、ありがとう」とあこは何度もお礼を言ってくれたけれど、こちらこそ、心からありがとうね!と言いたい披露宴であった。

1 支度部屋の花嫁のあこ。メークはもちろん、おおのゆみこ率いるヘアーメークパレットスタッフ。パレットが描く美しい花嫁さんの中でも、あこが一番きれい!!

Jpgこちらはお色直しのあこ。これもまた可愛らしいんだにゃ〜。母はこの笑顔を見ながらオイオイ泣いていた。

5 ケーキ入刀!!旦那の小山田氏=ダマダマもかっこいいよ!お似合いの夫婦です。

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こちらは仲良しコンビの山野事務所スタイリストのみずっちと母。

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これはみずっちの母と私の母と、真ん中にちぃーっちゃく、みずっちの父。このかたまり、誰かの肩の上にのっかってそう…。

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新郎新婦の間に侵入。はさまれて動けない私…。

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母と下曽山弓子。二人ともB型。私が長旅でいないとき、シモと廣木(B型)が母の相手を夜中までしてくれる。ありがたい友だち。

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女性ばかりの私たちのテーブルに黒一点のキノタク。この日もSMAPばりにピシャリ!と決まってましたぜ。

Photo 妹分みっこの旦那で、「まむしのレージ」の異名をとるラッパー。レージの決まってるラップで新郎新婦を迎えて。「『なまずのレージ』かっこええ!!」というと、「ま・む・し!なんべん言うと覚えるとかずちゃん…」とレージに怒られる…。

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本当にステキな結婚披露宴でした。楽しかった−!!これから二次会へゴー!!もちろん、母も参加ですたい。

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