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2011年6月

よ〜へ〜ほ〜

 このところ、ブログのアップが少なくて、本当にごめんなさい。立ち寄ってくだる多くの方に申し訳なく…。「なんばしよるとかい!」とみなさんの声が聞こえてきます。

 決してぐうたらしているのではありません。なぜかバタバタと忙しいのです。これでも、精一杯働いているつもりですが、追われて、焦って、一段落したらまた次で、終わりがないのでございますぅ。

 さて、昨日は山鹿まで行ってきました。「山鹿燈籠踊り保存会」のステキな女性にお会いしてきました。鶴田一郎さんのポスターから飛び出たようなきれいな方です。

 私も「よ〜へ〜ほ〜」と踊りたくなりました。いやなに、これでも日本舞踊・花柳流の名取りにござりんす。幼少の頃より踊りの基本は叩き込まれてありんす。それに、燈籠娘は未婚者に限る、とのこと。「未婚」なら自信がありんす。燈籠娘のトップも狙えるやもしれない…と一瞬身を乗り出しましたが、残念ながら30代まででござりんした。

 今夏も、幻想的な燈籠踊りが山鹿の夜を彩ります。

山鹿燈籠踊り保存会の江上さん。とても可愛らしくて、ステキな女性です。

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晴れた

 梅雨の合間の晴天。空には入道雲、太陽が燦燦と照りつけ、夏日である。この暑さが数ヵ月続くと思うとヘタ〜と萎えるが、畑や庭の植物にしてみれば久しぶりのごちそうである。この暑さで新芽がグイグイ成長すると思えばありがたい。

 昨年まで夏は大嫌いだった。ただただ暑いだけで、なんのありがたみも感じられなかったのだが、今年は違う。丹精込めて育てている植物のことを思えば、少々の過ごしにくさも我慢できるというものだ。

 植物は人知れず、日々、成長している。「人知れず」というところがすごいのだ。手をかけてあげなくとも気候が温かくなれば自ら芽を出し、花をつけ、実をもたらす。新芽が顔をのぞかせるたびに、小さな感動を覚える日々である。

 さて、バラ園。五月に花は終わったものだとばかり思っていたら、切りとった葉から新しい芽を出し再び開花している。早くに開花を終えたものからまた咲き始めた。
 「ルイーズ・オージェ」が開花した。これは1輪だけ咲いたばかりの苗の状態で購入したが、母が玄関で落っことし花ごと枝が折れた。だからどんな花だったか記憶に薄かった。ところが、再び開花し、かぐわしい香りを楽しませてくれている。

 激しい雨の中を蕾で耐え、晴天に恵まれた本日、見事な千重咲きのカップの花びらを見せてくれている。命って、本当にすごい。

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今朝、パッと咲いていた「ルイーズ・オージェ」。とてもいい香りがする。梅雨の晴れ間にひととき安らぎをくれる。

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マイフレンド2

 うっとうしい雨続きにござんす。もうよかろ!と思うほど雨。大地は水を吸いすぎてお腹パンパンの状態だ。土砂災害も心配だし。東北の梅雨がはじまると、また心配だ。

 さて先日、マイフレンドが藤棚を作ってくれた。それはそれは早業で、たった2日間で見事な棚と庭に橋までかけてくれた。それも廃材に鉋(かんな)をかけての作業。

 「天才!職人!匠の技!」と盛り上げる。「うっほ、うっほ」とまんざらでもない様子のマイフレンド。どうにか耳毛を盗撮せねばと、こちらも必死である。

 「おっちゃんの作業の様子ば写真に撮るね!」と言うと、「雑誌に載せる、なんて言うなよ、うほほ」とおっちゃん。残念ながら個人のブログで申し訳ない…。

 あっという間に棚と橋を完成させたマイフレンドは、次の依頼主のところへ自転車で去っていった。おっちゃんがいれば、あれもこれもと作ってもらいたいものはいっぱいある。魔法使いのように、なんでもすぐにこしらえてくれる、あんなに重宝する人はいない。来ないとなるとさみしい。次回は、納屋をつくってもらおうかと考えている。

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駐車場のスペースに藤棚を作るマイフレンド。着ているこのシャツはお気に入りの1枚。

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ゴボッと茂ったマイフレンドの耳の森。盗撮するのに手間がかかった。

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マイフレンドの愛車。これでどこまででも走る匠。

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アジアンな世界

 国道3号の清水バイパス線から入ったところに友人の石抜夫妻がやっている店『アント』がある。久しぶりに顔を出してみたら、二人とも相変わらず元気、元気。

 カンボジアや東南アジアで直接買い付けされた家具やインテリア小物、ドアノブや鏡台、照明器具など、アジアンテイストのものからアンティークまで幅広く揃っている。

 店先で見つけた驚くほど安価の果物柄のプレートを買った。庭で採れた果物や野菜で作った料理を盛るのもいいな、なんて。阿蘇の女将がガラスの瓶を探していたら、ちょうどいいのがあったので購入。

 ここの嫁がいつも私のくだらないブログをのぞいてくれていて、「最近のかずさんは庭仕事に凝ってるんでしょう」と明るい笑顔とおいしいコーヒーでもてなしてくれた。いいお店です。ぜひ、のぞいてみてください。

エキゾチックな雰囲気のファニチャーや小物が沢山そろう。掘り出しものを見つけるのが楽しい。

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村田の食卓

 ご近所の料理名人の村田おばちゃんから、おいしい夕食が届いた。手作りの餃子、キビナゴの刺身、にゅう麺、いりことシイタケの佃煮。

 普通、差し入れって一品である。ところが村田おばちゃんは、数種類のおかずを、しかも、薬味やタレまでお手製のものが添えられる。

 キビナゴの刺身には酢味噌、餃子にはタレとラー油、にゅう麺はご丁寧に茹でたそうめんとダシと刻んだニラをそれぞれにパックに詰め合って感動する。
 にゅう麺などは、そうめんくらい家にあるだろうから茹でて持っていかなくても、と普通の人ならそう思う。ところがおばちゃんは違う。全て、何もかも用意して、完璧な状態で持って来てくれる。村田家の食卓がそのままうちに来たようだ。

 冷えたビールを片手に、熱々の餃子とキビナゴの刺身を食らう。んまい!!村田おばちゃんの料理はなんでもおいしい。みんなプロ級で、とにかく手を抜かない。
 お家もいっつもきれい。ゴミひとつたかっていない、というほどきれい好き。かといって神経質かというと、ケラケラと天真爛漫。嫁にするならこんな女性だと思う。

 夫婦円満の絵に描いたような専業主婦って、実在するんです、ほんとに。

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プロの料理人のような仕上げのキビナゴの刺身。酢味噌とワサビ醤油の二つでいただく。

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具がいっぱい詰まったおばちゃんの餃子。タレから手作り。

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マイフレンド

 今朝、7時頃だった。インターホンが鳴った。「誰…?」と眠い目をこすりドアをあけると、マイフレンドが笑顔で立っていた。便利屋のおっちゃんだ。

 「ほれ、ちょいと、こるば見てみいー」。小さく折られたチラシを広げると、その裏に藤棚とバラ棚のデッサンが。バラの花と藤の花、ちゃんと色もついている。「雨だったけんな、おとといからずーっと考えてみたばってん、これでよかかい?」

 材木は廃材を鉋(かんな)で削って使うという。マイフレンドはいろんな免許を取得している。電気工事、建築士、そして調理師免許。とにかく器用なおっちゃんなのだ。

 「おっちゃん、今日はなんだか地味ね」と寝ぼけ眼で言うと、お気に入りのシャツは雨で乾かなかったと残念がった。

 マイフレンドは今年で78歳。天井裏にも木にも登る。去年の台風のときは、隣の家の木の上で何かが大きく揺れていた。よく見るとマイフレンドが木を伐採していた。「危ないて!」と母が大声で叫ぶと「こんくらいの台風じゃ落ちらん!」と一蹴された。

 さて、藤棚作りは本日より作業開始だそうだ。どうぞ、ご期待ください。状況はブログでご報告します。もちろん、マイフレンドの仕事ぶりをね。

マイフレンド。「建築士の免許、持ってま〜す」と手をあげたときの笑顔。御年、78歳である。耳毛は次回、盗撮してきます。

マイフレンドがデッサンした藤棚の設計図。チラシの裏に書かれてあった。

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雨のくちなし

 週末、畑仕事ができると楽しみにしていのに、この大雨…。予定じゃ、近所の便利屋のおっちゃんとバラ園に藤棚と、叔父の庭に小さな木橋を作るはずだった。

 この便利屋のおっちゃん。ばーちゃんの時代から我が家にやって来るおっちゃんで、昔は電気工事屋さんだった。引退した今は、近所の便利屋さんとして重宝されている。
 とび職の人がはく作業着ズボンにカラフルプリントのポリエステルシャツ、地下足袋を履いて自転車でやってくる。耳毛が森のようにこんもりとすごい。

 先日、藤棚の打ち合わせをしてると近所の若妻がおっちゃんの姿にびっくり!「誰?誰?」と指をさすので「ともだち」と答えたら大受け。おっちゃんも嬉しそうだった。
 しかし、だ。この大雨で中止。残念でならない。おっちゃんのひょうきんな顔は後日、ブログにアップします。乞うご期待。

 で、母がチリメンイリコを買いに連れて行け、というので松橋まで行って来た。母は野菜を買い、私は植木を買う。そこに「くちなしの花」を見つけた。隣の家のくちなしがきれいで株分けをしてもらう予定だったが、買わずにはいられない。

 くちなしの甘い香りに心がゆるむ。南国の花プリメイラに似ているが、あちらは高くて手が出せない。雨が上がったら早速植えてあげたいのだが…、この雨じゃ…。

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くちなしの花。甘い香りがする。

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こちらはタイで撮ってきたプリメイラの花。優しくて甘い香り。

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バースディ・ランチ

 事務所のデザイナーのふみちゃんがお誕生日。そこで『プティ・パリ』でバースディ・ランチ。母と菜菜美と私の4人でフォアグラを頬ばる。やっぱ、おいしい。

 マダム・つたよがステキなバラを用意してくれて、楽しいランチとあいなった。珍味のアーティーチョークを食べた。缶詰のアーティーチョークは出回っているけど、生のものはなかなか手に入らない貴重な食材。お湯とレモン汁で茹でられたものを、オリーブオイルとバルサミコ酢でいただく。

 食べられる部分はわずか。1枚ずつはがしたがくの下についた果肉と、どんどんはがしていくと、雄花部分のヒゲがあらわれ、そこをすっかりはがした部分を食べる。ゆり根のような食感でとてもおいしい。

 アーティーチョークは和名でチョウセンアザミ。その花の蕾部分が食用。パリのマルシェで見たことがあるが、実際に食べたのは『プティ・パリ』で今回が2度目。

 マダム・つたよには、いろいろと教えてもらうことがいっぱい。帰りしな、マーブルのバラをいただいた。マダム・つたよもバラが大好き。「おれたち、とげのある女同士だもんね」だって。バラがこんなに好きなのにバラの花が似合わない女は、私とつたよさんくらいだろう。いただいたバラは挿し木にして花を咲かせるつもりだ。

アーティーチョーク。1枚ずつがくをむいていただく。この真ん中のちっちゃな肉の部分がおいしい。

前菜のマグロのカルパッチョ。フレッシュ。

本日のフォアグラはいちじくとマンゴー。この取り合わせが最高なのだ。おいしかった。ごちそうさまでした。

 

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立神峡

 先週の土曜日、ちょいとブラリとドライブ。八代市氷川町のおいしいちゃんぽんを食べようと向かったが開店まで時間があった。

 標識に『立神峡』とあったので行ってみることにした。氷川町の交差点の信号から東に向かって数分、ゆるやかに流れる碧色の川の上に吊り橋が。吊り橋から右は渓谷の風景、左は民家群。橋を境に全く違う景色である。不思議だ。

 高所恐怖症の私だが、今回はおそるおそる渡ってみた。橋の真ん中に立つと涼やかな風が渡っていく。自然っていいなぁ。

 怖かった後はお腹が空く。この後で、おいしいちゃんぽんをペロリ。あやうく、肉丼までオーダーするとこだった。

立神渓。静かな場所です。川辺まで降りれます。お弁当を広げるのもいいでしょう。

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ホクシアという花

 なんと鮮やかな命の色なのだろう。『ホクシア』という花である。真っ赤な蕾をいくつもつけたかと思うと、蕾はやがて頭(こうべ)を垂れるようにして紫色の花びらが下に向かって咲く。その様はまるでランタン祭りのような艶やかさである。

 毎朝、眺めている。冷温には強いが、夏の暑さには弱いらしい。厳しい熊本の夏をしのいで、また来年のこの季節に美しい姿を見せて欲しいと思う。

 紅藤を手に入れた。背丈は80㎝ほどだが3年もすれば、楚々とした赤い花をつけるという。紅藤は珍しいらしく、小さな藤棚を作ってあげなければ。

 庭仕事がいよいよもって楽しくなってきた。

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この見事な色。命が咲かせた色である。こういう姿を見せてもらうと、植物の神秘にあらためて感動してしまう。

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ランタン祭りのよう。次々と開花するホクシアの美しさに見とれていてる。

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握り

 細工町の『魚よし』に行って来た。三日もあけずによく行くよ…とお思いでしょうが、本日は仕事。若大将=『おにーちゃん』(※若乃花に似ていることと、可愛らしい妹さんがいるので私はそう呼んでいる)の寿司職人のレシピを教えてもらう企画。

 勿論、大好物の『たこの柔らか煮』の作り方も盛り込んでもらった。寿司職人の修行は厳しいらしい。おにーちゃんは4代目。本来ならばお父さんと肩を並べてカウンターで寿司を握るところだが、残念ながら随分昔にお父さんは他界されてしまった。

 そんな父親の意志を継いで、おにーちゃんは寿司職人になった。京都、福岡で厳しい修行を経てのち、4代目を継いだ。

 「いいマグロが入ってるんで」とおにーちゃんがちょちょいと寿司を握ってくれた。先日、食べ損なった私はすぐさまパクついた。うんまいっ!「この間食えなかったのが残念で残念で…」と言うと、「飛ばしすぎ」と笑われた。

 ここではランチもやってます。1500円と2500円。うまい寿司が食べられますぜ。

ネタといい、しゃりの空気の入り方といい、口に運べばホロホロと酢飯と魚がうまいこと融合する。ここのお寿司はうまい。

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柿の葉寿司のおいしい食べ方

 阿蘇の女将がやって来た。お土産は好物の『柿の葉寿司』だ。わーい、わーい!と喜ぶ。柿の葉寿司はもともと奈良や和歌山の郷土料理である。

 酢じめした鮭とサバを酢飯と一緒に型押ししながら柿の葉で包んであるが、柿の葉には殺菌効果があり保存に適しているらしい。
 お店では「明日がおいしいですよ。常温で保存してください」と言われる。作って一日経過したものがおいしいらしい。ネタが酢飯にしっくりくるからだとか。

 三日ほど経つと柿の葉に包まれたそれごとをオーブントースターで焼いて食べる。これがおいしい。柿の葉が黒く焦げるまで焼く。熱々の葉を広げると寿司がほどよい温かさになり、風味もいっそう香る。

 チーン!おやおや、柿の葉寿司がおいしく焼けたようだ。早速食べよ。

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職人の技とはいえ、実にきれいに柿の葉が巻いてある。お見事。

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サバ、鮭、サバ、鮭と交互に食べる。食べる食べる。もうとまらない…。

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今、欲しいもの

 今、欲しいものはイケメンの男でもなく、その愛でもなく、若返りの薬でもなく、ただただ軽トラックである。

 庭仕事をしているとむしった草、剪定した植木の枝、落ち葉がたくさん出てくる。母の実家の家回りを整理していると驚くほどの廃材があるし。
 廃材は町の焼却場に運ぶと低価格で引き取ってくれる。草や枝は親戚の畑に彫られた大きな穴に捨てると、親戚の人が焼いたり腐葉土にしたりして処分してくれる。

 大変なのはどうやって運ぶかだ。従兄弟の軽トラックを借りたりするが、いちいち借りに行くのも面倒だし、そうそうこっちの勝手に使うのは気が引ける。

 軽トラックがあればなぁ…と痛感する。軽トラがあればそこそこ大きい植木だって購入して運べるし、花の土や苗だって。それに大きいものだって運べる。

 だがここで問題なのは、軽トラのほとんどがミッションであること。従兄弟の車に乗ったがギアを入れ替えるのが大変で、あやうく「むち打ち」になろうかとした。

 オートマチックで可愛い軽トラがないものだろうかと考えていたら、ダイハツのミゼットがいいと思い始めた。早速、ダイハツに伺うと、ミゼットはすでに製造中止らしい。
 となると中古車になるわけだが、2人乗りのトラックタイプでオートマチックとなると、なかなか探すのが大変だ。

 どなたかいい軽トラがあったら教えてくれませんか。中古がいいです、中古が。

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このタイプの2人乗りが欲しい。今、一番欲しいものは軽トラ。

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寿司屋

 鮨屋『魚よし』に行ってきた。ここで一番好きなのが「たこの柔らか煮」。若い大将に「たこの柔らか煮が食べたい!」と予約のときに言うと、「ちゃんと作ってますよ。丼いっぱいどうぞ!お待ちしてます!」と粋のいい返事。

 『魚よし』は「古町」という界わいにある。熊本駅の近くで、「全日空ホテル熊本ニュースカイ」の斜め前の電車通り。熊本でいうところの下町にあたる。江戸時代のこのあたりは、職人や商人が多く集い、城下一賑わう場所だった。

 軽く小さいグラスビールを飲んで、刺身とシャブリのボトルを頼む。サザエの壺焼き、そしてお待ちかねのたこの柔らか煮だ。これがおいしいのなんのって。大好物だ。

 いつもは鴨ロースといくところだけれど、イサキの煮付け、鰻の白焼きをいただいた。白ワインがすすむわすすむ。途中、「今日は寿司を食うぞ!」と若大将に宣言する。「持久力が必要ですよ」と笑われる。

 しかし、鰻の白焼きを食べ終わる頃はギブアップ状態…。あ〜、今夜も寿司まで行き着けなかったか…と後悔していると、上田兄から電話がかかる。「あんた、どこで何してんの?」「寿司屋にいる…」「自分の店で食え」。おっしゃる通り。

 と、テレビ局の先輩から電話がかかる。「今、部下と代理店の人たちとお前の店にいるんだけど…、お前は今どこ?」。寿司屋とは言えず、頭を深くさげて礼を言う。

 こうなると繁華街へ出ていく勇気がなくなる。寿司屋を出てホテルのバーでシャンパンを飲みながら反省したのは、ただただ寿司が食えなかったことだけだった。

サザエの壺焼き。たまり醤油の味つけが最高。

これが大好物の『魚よし』のたこの柔らか煮。他の寿司屋でもオーダーするけど、ここのが一番おいしい。

イサキの煮付け。子持ちイサキだった。山椒がピリッと効いた甘辛のダシ。
鰻の白焼き。カボスとワサビで。この頃になるとワインも回って携帯カメラのピントもズレている。

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つばめの赤ちゃん

 油屋さんの取材をしていたら、作業場の梁のところでピーチクピーチク。なんだろう?とのぞくとつばめの赤ちゃんが5羽。パパとママがエサを運んでくるのを待っている。つがいの親鳥は夫婦で子育てをするのだな。でも、よくよく観察していると三羽の親鳥が次々にエサを運んでいる。パパとママと、で、もう一羽は誰なのだ?親鳥たちの複雑な関係をついつい想像してしまう。

 赤ちゃんのお口の中は鮮やかな黄色。パクッとお口をあけて「私に!私に!」とエサを待っている。「もう目が見えてますよ」と油屋の若旦那。ちっちゃな瞳がクルクル。赤ちゃんて、なんてみんなどれも可愛いのだろう。

 つばめは幸せを運ぶ鳥。みんな無事に大きくなって、家族を作って、また来年、新しい巣づくりをしておくれ。

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黄色いお口をパクッとあけている子。何度も「ちょうだい!」とアピールするが、他の子の方がエサにパクつくのが上手なのだ。負けるな!

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うなぎのとくなが

 夕べは、母のお友だちの料理名人の村田おばちゃんにうなぎをごちそうになった。おばちやんとこのお嫁ちゃんのご実家が老舗名店の『うなぎのとくなが』(東バイパス店)。「かずこさん、ぜひ一緒に!」と誘っていただき久しぶりに上等のうなぎにありつけた。

 ビールをいただきながら、ウナギ煎餅でメーンディッシュが来るまでポリポリ。これが塩味が効いておいしくてとまらないったらありゃしない。

 ここのうなぎのおいしさは絶品。私は鰻丼をいただき、母は鰻重。セイロ蒸しが村田おばちゃん。うなぎをほおばって感激。ホクホクふっくらで弾力がある。ご飯の炊き加減もさすが老舗、秘伝のタレと絶妙にからまってくる。

 老舗の味は暖簾の歴史がモノを言う。中でもうなぎ屋さんは、「うち、うなぎ屋始めます」といって誰でも簡単に店を構えられる職種じゃないと思う。歌舞伎の世界とよく似ている。伝統、秘伝、技を先祖代々から受け継ぐ。だから跡継ぎはある意味プレッシャーだろうけれど、言うなれば「選ばれし者」である。

 穏やかな笑顔の大将と美人の女将さん、そして可愛い若女将によか男の若旦那。幸せ家族でもてなしていただいたうなぎの味は格別だった。ごちそうさまでした。

 

う巻き。卵焼きのふくよかな風味とうなぎの香ばしさが絡まって。

プリップリでホクホク。かば焼ももちろんおいしいが、ご飯の炊き方が違う。タレとご飯だけでも食べられる。

母は鰻重をペロリと平らげた。「おいしいものは、人を幸せにしてくれるね、こりゃこりゃ長生きするばい」と母。そんなに元気にならなくてもよかばってん…。

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鬼門に塩

 毎月「一日(ついたち)」は、母が鬼門に塩をおいて家内安全をお祈りする。もう何十年もやっている習慣。今朝は私も一緒に回って「ありがとうございます」と手を合わせた。

 母が言う。「『お願いします』は神様にも仏様にも言っちゃいけない。神様も仏様も人様も、みんな『ありがとうございます』と手を合わせること!!」

 この年になるまで数え切れないほど聞かされた。「ついたち」は鬼門に塩。おにぎりは塩にぎりに限る。そーそー、なめくじにも塩が効きますぜ。

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毎月、ついたちは鬼門に塩!!

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