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2011年3月

SUZUの試食会

 今日は私がお手伝いさせていただく、4月22日(金)に三年坂近くにオープンする『SUZU』の試食会でした。多くの方々に助けていただきながらここまでこぎつけ(※私はなんのお役にもたってないけど)、こうして試食会に顔を出すと感慨深いものがあります。

 『SUZU』はお野菜中心の和食と串揚げの店です。ただ和食といっても、イタリアンなものから料亭クラスの味までバリエーションが広いのです。
 国内はもとより、世界各国のおいしいものを知り尽くす大物プロデューサーのK社長から「全部おいしかった!」と太鼓判をおされて、料理人の方々もほっと胸をなでおろしてらっしゃいました。本当に、どれも感動するほどおいしいのです。

 『SUZU』のイメージコンセプトは、例えばニューヨークの『NOBU』のお店。『NOBU』は、ニューヨークのアッパーウエストのトライベッカにあり、ロバート・デニーロと日本人料理人の松久信幸氏が共同で経営するお店です(※その近くをうろついたことはありますが、お店には入ってませんが)。基本は和食ですが、ニーズに合わせて創作された料理が提供されています。

 『SUZU』も和食を中心に、イタリアンやフレンチ感覚が取り入れられています。オシャレな女性のお客様はもちろん、殿方も「ちょっと一杯やろうか」と立ち寄っていただけるようなメニュー構成ですよ。どれも一皿300円。びっくりするでしょう。あれもこれもと楽しんでいただけるように安い価格に設定されました。「おいしいけど値段が高いから次回行く気がしない…」と言われないように、多くの方に愛されるように。

 名物のひとつの串揚げ。これは明日試食会が予定されているので、またご報告いたしますね。『SUZU』は夜ばかりでなくランチタイムも営業します。安くておいしいお昼ご飯もご利用くださいませませよー。

 オープンが近づいて来るとドキドキします。空間デザイナーの藤木さんとK社長とでお店のデザインの打ち合わせをしていると、本当に開店するんだなぁ、と一人でに驚いてばかりです。お店には私の思いをたっぷりと込めました。エッセイや旅のコラムをあらたに書き起こして、訪れてくださる皆さんに読んでいただく仕掛けも考えてもらっています。どうぞ、楽しみにしていてくださいね。


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お造り。なんと500円で提供される予定です。鮮度抜群!昼からお酒が欲しくなりました。

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ホウレンソウのサーモン巻き。おいしいですよー!

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トマトのファルシー。毛ガニとアボカドをドレッシングで和えたものが入ってます。感動島倉千代子な味です。

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一番好きなのが、これ!新じゃがの味噌バター。「んまい!!」と思わず口に出ます。試食用なのでこぶりですが、本番はボリューム満点。

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揚げナスのアンチョビソース。熱々に素揚げされたナスに、オリーブオイルの香ばしさとアンチョビの風味と塩加減が漂って。これもぜひ食べていただきたい逸品。

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ブロッコリーと湯葉のおひたし。料亭の味です。

9jpg ちょこまかといろんなものを食べたい!という方には、9種盛りもあります。

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職人

 落人伝説を秘める五家荘。平清盛の一族が、壇ノ浦の戦いで命からがら逃げてきたという。『緒方家』は、平家の末裔といわれている。平家の名前では身分が知れるので、緒方姓を名乗ったらしい。

 緒方家では茅葺きの屋根の葺き替え作業が行われていた。数日で完成だという茅葺きの屋根は、職人さんがの見事な技で整えられていた。
 職人さんて、実にどなたもかっこいい。プロ意識に満ちているからだろうか、仕事に迷いがない気がする。高いところから作業の手をとめて「あと二日で完成!」と返答してくださった。幸運にも、25年ぶりの茅葺き屋根の葺き替えに出会えた。

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五家荘の緒方家の茅葺き屋根の葺き替えの様子。

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山桜

 九州の秘境、九州中央山地の奥深い山間に点在する五家荘。春まだ浅い山里で、ほほえましく温かい人情にたっぷりと触れてきた。

 とにかく空気がきれい。渓谷の水も感動するほど透明で、何よりそこに暮らす方々の心が澄んでいる。誰にふれても、何を話しても、心が温かくなる。今年、花粉症を発症してしまった私だったが、マスクなしで快適に一日過ごしてきた。

 澄んだ空気感の中で心をゆるくして過ごした取材の帰り道、一本の山桜を見た。それはとても凜として誇らしげに咲いていた。

 切なく辛いニュースがくり返される日々にあって「春が来たよ。上を向いて歩いていこうね」。そう語りかけている気がした。前に前に、向かって生きていこう。「明日」という字は、明るい日と書くのだから。

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オープン!

 タレントの英太郎のお店が三年坂近くにオープンしました。1階に『ミュール』という可愛いケーキ屋さんがあるビルの3階です。その名も『熊次郎の店』。英太郎の代表的キャラである熊次郎さん(英太郎本人)プロデュースの洋食のお店で、ハンバーグステーキやオムライスなど、懐かしいながらも本格的な洋食メニューがズラリと用意されています。全て個室でプライベートな食事空間として利用できます。おとといがオープンで、別の会食が入っていた私は、10時30過ぎからお祝いにかけつけ、延々とオープンパーティーを繰り広げて大笑いしてきました。

 そのビルの7階にデザイナー松永壮のアメリカーンなお店が4月上旬にオープン予定。入り口では本物と見間違うエルビスプレスリーが迎えてくれます。ちなみに2階は『上田兄餃子楼』のもう1軒のお店が入ってます。

 実はそのビルの4階に、私がお手伝いさせてもらう和食と串揚げの店『鈴』も4月下旬にオープンします。随分前に飲食界大物プロデューサー(社長様)からお話をいただいていたのですが、なにせ飲食業などド素人の私。お引き受けしても、絶対迷惑をかけてしまうとずいぶんと悩みましたが、「福永さんがやりたいお店をやりましょう!がんばりましょう!」とたくさん勇気づけてもらい、あれよあれよという間にオープンも間近です。

 来週、『鈴』の試食会が行われる予定で、とっても楽しみ。私自身がお店に立って接客をすることはできないけれど、おいしい物を多くのみなさんに食べていただきたい!と心から願っています。

 どんなお店かはブログで次々とご紹介していきますね。とってもステキなお店であるのは間違いありません。みなさんとお店でお会いできるのを心から楽しみにしています。まずはご報告まで。どうぞ、よろしくお願いします!!

 

松永壮と英太郎。やんちゃだけど、とてもキュートな二人です。

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菜の花畑

 母のお友だちの村田おばちゃんは料理名人。いつもおいしいものをこしらえては届けてくれる。お昼前に届いたのはちらし寿司。錦糸卵を細く細く切って散らし、インゲンの鮮やかな緑をのせて、まるで菜の花畑のよう。

 山菜と鶏肉の上品な具材の風味が酢飯とからんでおいしい。しじみが あったので赤だしにしてちらし寿司といただく。休日の日の優しいお昼ご飯。春はすぐそこ。

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届けてもらったちらし寿司。村田おばちゃんは桜餅も手作りする。おかげで、いつもおいしいごちそうにあやかっている。

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田吾作

 鶴屋百貨店地下1階にある料亭『田吾作』のお惣菜コーナーのお惣菜が、我が家の食卓にのぼらない日はない。

 昨日も、上田兄のところへスタッフが取材に出かけたのでのぞきに行った帰りに、鶴屋で買い物をしている母と合流することにした。
 「あんた、今どこ?」「鶴屋の近くよ」「早く地下1階に降りてきて」「なんか変な人でも見つけたと?」「ちがう!ちがう!『田吾作』の女将さんと待ってるから」

 いったいなんのこっちゃ?と頭をかしげながら地下まで降りていくと、母が『田吾作』の女将さんと一緒に待っていた。

 女将さんがご丁寧にお礼を述べてくださってびっくり!なんでもこのブログで『田吾作』のおいしいお惣菜をご紹介した記事をお読みになったらしい。とても喜んでいらした。鶴屋の地下1階には『田吾作』の飲食店もあり、そこの常連客でもある母のことはよくご存知だったが、私と親子だとは思ってらっしゃらなかったらしい。

 女将さんのお友だちのステキな女性の方がこのブログに立ち寄っていただいており、『田吾作』の紹介記事をお知らせいただいたようだ。おかげで、好物のお惣菜をプレゼントいただきました。この場を借りてご紹介いただいた方にお礼申し上げます。


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好物のたこの柔らか煮と母の好物のゴマ豆腐をプレゼントいただいた。ところが…↓

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母はすでにいつもの通りゴマ豆腐をしこたま買っていた。これを母は2日で食べきる。

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ゆえ、ほれこの通り。冷蔵庫は『田吾作』のゴマ豆腐が占領。

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たっぷりと醤油ダシの味がしみたコンニャクも絶品。日本酒でやるととまらない。

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豆腐の風味が香ばしい白和え。上品でまろやかな味。全て、『田吾作』。

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蕗の煮物

 店頭に蕗が並び始めた。大きめの蕗があったので買ってきた。筋を取って、昆布とスルメのダシに日本酒と砂糖を加え3分ほど煮て、ダシ醤油を少し加えてさらに2分。

 たっぷりのダシに一晩つけて冷蔵庫に入れておいたら、味がしっかりしみて、シャキシャキ感も残ってて、料亭で食べるそれと似ておいしいじゃないの!って、手前味噌な自慢話でした。次は、白和えに挑戦してみよう。

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お麩もいれてみた。モチモチとした食感が好き。

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熊本城

 先日熊本城の近くを通りながら、あらためて熊本城の雄々たる姿に胸がいっぱいになった。熊本のシンボルであり、我が街の歴史を今に伝える証しだ。
 石垣の意匠の見事さを見るたびに、加藤清正公を「土木の神様」と敬う心がわかる。戦いのためだけにあらず、その巧妙な配置は芸術である。石垣だけでも世界遺産にならないものだろうか、と思う。

 若い頃はお城など見上げもしなかった。学生の頃、金はなかったが時間はたっぷりとあったので、二の丸公園にはよく出かけた。公園でゴロゴロしたり、フリスビーをして「円盤投げはやめてください」とスピーカから大きな声で怒られたものだった。それでもお城は意識して見ようとはしなかった。

 小さい頃、春のスケッチ大会に母と出かけては、お城を描かされた。お城なんて興味ないけど、母が作ったお弁当を広げるのが楽しくて画板を抱えて参加した。

 なんやかんや言っても、熊本の人たちは幼い頃から熊本城と関わって大人になっているものだ。そして、そこそこに年を重ねてようやく、熊本城を我が誇りと思えてくるのではなかろうか。今、熊本が好きで好きで仕方がない。

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たこの柔らか煮

 たこの柔らか煮が大好物である。細工町にあるすし屋『魚よし』の4代目のお兄ちゃんが作るたこの柔らか煮は最高。行くときは必ず、「たこの柔らか煮、お願いしますよ」とあらかじめオーダーして伺うが、最近はなかなか行けてない…。

 鶴屋の地下食料品売場の料亭『田吾作』のもおいしい。母が鶴屋パトロールするたびに買ってくる。それが私の晩酌の肴となる。
 ゆうべは一日原稿仕事に没頭してちょっと疲れたので早めに切り上げ、たこの柔らか煮を肴に母といろんな話をしながら白ワインで軽くやった。

 今の幸せをありがたいと思いつつ、これからのことを前向きに考え、元気にがんばらなくちゃね、と語り合ったことだった。母の膝の上でスヤスヤと眠るタロちゃんとネズの寝顔が愛おしかった。

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コリコリと歯にこなれる、甘辛いたこの柔らか煮。こんなに上手に炊いてみたい。

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東京

 東京から仲良しのライターがやって来た。東京に行く、おおのゆみこの愛娘の未来。みんなで上田兄のお店でご飯を食べることにした。
 愛娘を一人で東京に送り出すゆみこ姉は不安がつのっているようだ。「大丈夫だよ」とは言ってあげられない気持ちがもどかしくて。ちょうどN先輩も近くで飲んでいて合流した。部下が東京に転勤になるので送別会をしていた。私たちも合流して、彼の部下を笑顔で送りだしてあげた。
 東京から来る人行く人。ただただ熊本で見守るだけ。

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海へ

 牛深の町を元気に!昨年から写真家のモリケンが熱心に取り組んでいるプロジェクトだ。微力ながら私も参加させてもらうことにした。

 私にできることはなんだろう…といろいろ考え、物語を書かせてもらうことにした。牛深の美しい海をテーマにした短編小説。

 取材でお世話になった人情に厚い方々のお顔が浮かんでくる。町角の風景も、キラキラと輝く波頭も見える。ハイヤ大橋がグーンと間近にせまる。夕暮れの切ない船泊も、ポツポツと灯るオレンジ色の灯りもサバ節工場の風景も、いっぱい見えてくる。

 一人の少女が牛深の町を軽快に自転車を走らせていく姿が見える。南風に乗って多くの人の心に届くような、そんな物語を書きたいと思っている。

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夕闇に包まれる頃のハイヤ大橋。

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行動すること

 「自粛します。」「不謹慎だと思うから。」東日本大震災を受けて、方々で聞く言葉。プロ野球のセ・パリーグの開催についてもいろいろと波紋を呼んでいる。

 私は思う。経済の流れを止めてはいけないと。被災地への支援は絶対として優先すべきことだけど、だからといって心も体も立ち止まっていてはいけない。いつもどおりに動く、働く、買う、売る。でないと、このままだと国が滅びてしまう。

 テレビCMで呑気に笑っている映像が流れると、「こんなときに」と思ってしまうのは確かだけれど、そうそうに沈んでいられないのも事実だ。こういう事態のときに率先して平常にリズムや意識を戻そうとする人はいろいろと非難を受けるのだろうけど、だからといって、いつまでもくよくよしていられないとも思う。

 春の数々のイベントが中止・延期になる中で、導入された資金や労力を思えば同情する。及ばずながら、広告や企画会議に顔を出させてもらった私としては、この事態にやむを得ないと思いつつも、尽力された方々の無念を思うとやるせなくなる。

 哀しみやつらさを共有しつつ、前に前にと平常の元気に戻ろうとする意識を持つことも大切なのではないだろうか。

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前に前に。命が芽吹く春です。

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プロヴァンスの猫

 南阿蘇村の『ボンジュールプロヴァンス!』の猫ちゃん。撮影の準備を待つ間、可愛らしい猫ちゃんたちのお昼寝タイムに遭遇。
 のんびりと穏やかな顔。みんな野良猫ちゃんたちばかりなのだとか。それでもみんな、決して臆病ではなくてコロコロと太ってておおらか。

 春が近い山里をビュンビュン走って遊んだり、日溜まりの中でうつらうつらしたり。エサに困ることなどなくて…愛情たっぷり。いい人生だなぁ。

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『ボンジュールプロヴァンス!』には、コロコロと太った猫ちゃんがいっぱいいる。

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夕食

 母が田吾作のお弁当を買ってきた。その夜のうちの晩ご飯。原稿仕事に追われて疲れて食べて。あっという間に眠りに落ちた。

 

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煮物、焼き物、いろいろ入っている。おいしい。

 

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昭和の花

 ダリア。大胆で、華やかで、たくましい。花瓶におさまろうとはせず、大地に根を下ろし咲き誇る、生命力にあふれる花だ。牡丹、シャクヤク、バラのように、その美しさを比喩されることもない花。

 ダリアには昭和の匂いがある。それは空しくも一日を生き抜こうとしていた戦時中のどさくさの路地に咲いた娼婦の匂いのような。

 遊郭にふさわしい花があるとしたら、私はダリアを思う。真紅の花びらは、女性の口紅、ほお紅、襦袢、かんざし、鏡台の掛け布と重なる。
 鮮やかな発色とシャープに尖った花びらの力強さは、身上に何が起こっても強靱に明るく、ケセラセラと生き抜いた郭の女たちのたくましさを彷彿させるのだ。

 買ってきた鉢植えのダリアは庭に植えてあげようと思う。その方がきっと、彼女にとってふさわしい生き方だと思うから。

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ダリア。遊郭の女たちを思い起こさせる花。

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私たちにできること

 被災地の現状が公開されるほどに、心が痛んでなりません。

 今、私たちにできること。義援金、節電、そして一人でも多くの方の無事を祈ることです。

 今朝、北海道の知り合いの社長さんにご連絡をしました。その方は岩手県大槌のご出身で、美しい海とひなびた漁港ののどかさ、故郷の美しさをいつもほほ笑みながら自慢しておられました。札幌でお店を数軒経営なさっていますが、北海道であえて『大槌』と名付けて和食の店を構えられたのも、故郷への思いがひとしおだったから。

 大槌は被害状況がいまだはっきりしておらず、尋常ではない事態であることも確かです。親戚縁者、誰一人として連絡がつかない…と電話で泣いておられました。
 それでも「わざわざ熊本から心配の電話をくれて嬉しい」とお礼を述べられました。返す言葉も見つからず、電話を切ったのですが…。

 被災された方々、その関係者の辛さは想像を超えます。こうして声をかけるだけでも、少しばかりの力添えにはなれると思います。ただ、現地では電気量が不足しているので、携帯電話の電気は貴重。そんなことを思うと、心配がまた増えます。

 あぁ、これが単なる悪夢であったならば、と何度も思ってしまいます。

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日曜日のカレー

 日曜日、カレーが食べたくなって、カメラマンのあこと母と三人で松橋の『サンジ』ヘ。母はあこが大好き。あこも母になついてくれてて、台所で料理をつくる母のかたわらで、レシピをたずねる光景はまさに孫と祖母の関係だ。

 「カレーを呑気に食べてる場合じゃないけどね…」と三人で今回の震災を心配しながらも、ラブラブなあこの話を聞けば少しだけ気分が明るくなった。

 そう遠くない将来お嫁にいくあこの姿を思いながら、幸せな話は心を元気にさせるな、と思えたのだった。

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いつもこうして並んで座る二人。

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『サンジ』のカレー。ホット(辛口)をオーダー。愛する彼のためにテークアウトを用意してもらうあこ。そんな彼女のいじらしさを母と二人で微笑んだ。

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犠牲者の方々の数字が増えるたびに、心がしめつけられる。東北はまだ寒さ厳しく、暖はちゃんととられているのだろうか。テレビをつけるたびに哀しくてしかたがない。一人でも多くの方の命が救われますように。

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失われた多くの尊い命に、鎮魂の祈りを捧げます。不明者の方々の一刻も早い救援と被災された方々の健康を願って。

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 南阿蘇にきています。風は冷たくも、さす日差しは柔らかく、春はもうすぐ隣りにいるようですです。

 豊かな自然のふところに抱かれると、二日酔いも治ります、って飲んでばかりの日々なり。今は仕事仕事。

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タイミング


 バタバタと1日が終わる。太陽が西の空に沈みかけた頃、携帯の着信音が…。見覚えのある番号、それでも遠い場所からの電話。車を止めて電話をとることができず「どうしていつもこのタイミングなのだ」と思う。

 きっと、この後で折り返しかけてみたところで、おそらくつながらないだろう。ボタンをかけちがえたままの二人のタイミング。

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桃の花


 桃の畑には花真っ盛り。桜とも梅ともまた違う濃い桃色の美しい花びら。しばしうっとり眺めて仕事仕事。桃の花びらは5枚です。

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こっそりお昼

 昨日のこと。テレビ局で打ち合わせをすませたあと『東庵』の巻きずしを買って帰ろうと思って店に入ってご主人の顔を見たら、とたんにお腹が空いて「ちゃんぽんください」とオーダーしてしまった。

 すぐさまとんぼ返りをして片付けなければならない仕事が残っているというのに、一人でこっそりお昼を食べることにした。

 すると…背後から「なに油を売ってんだ…」と聞き慣れた声。今しがたバタバタと打ち合わせをしたN先輩だった。先輩も私との打ち合わせを終え、やっと昼ご飯にありつけたようだった。

 「お前、たった今、『すぐさま戻ってサクサクやります!』と言って帰ったばかりだろ。それがなんでここで余裕で飯食ってんだ」と先輩。「お忙しい方なんですよ。ゆっくりご飯食べさせてあげてくださいよ(笑)」とご主人。その通りだよ、まったく。

 ちゃんぽんを食べ終え局の駐車場に戻ると、ロビーにかおりんとKKTのたぬがいた。あれ?他局の強者同士、何を楽しそうに話してんだ???呼び止められて「何?何?」と会話にお邪魔してたら、某広告代理店のお偉い方々がテレビ局にお見えになった。「お前、なんばさぼりよっとかっ!」と一喝。ゲゲッ…。早いとこ帰るんだった。

『東庵』の昔ながらのちゃんぽんはおいしー。先輩とたいした会話もせずにむしゃむしゃ食べた。

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温泉卵

 きゃー!うれしー!好物の温泉卵が作れるようになった。驚くほど簡単でびっくり。これも『世界一受けたい授業』でやってたものだが。

 カップラーメンの容器に生卵を入れて熱湯を注いで、アルミホイルで蓋をして30分置くだけ。たったそれだけ。それでおいしい温泉卵が出来上がり。

 これには驚いた。こんなに簡単に温泉卵が作れるとは。温泉卵かけご飯が大好きで、スーパーで売られてあるのを買ってきてはご飯にぶっかけて食べていた。でももうそんなことはしなくていい。たった30分待つだけでありつけるのだもの。

 ゴールデンのテレビ番組などほとんど見たことがなかったが、『世界一受けたい授業』はおもしろい(今さらながら?)。化学と日々の生活がつながる、こんなことを学校では教えるべきだろう。頭がぼーっとなる図式を暗記させるくらいなら、『世界一受けたい授業』をそのままやればいいものを。

Jpg サルでも作れる温泉卵。ダシをかけていただきます。早速、作ってみてください。

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卵料理のいろいろ

 『世界一受けたい授業』でやっていた『モンサンミッシェルのオムレツ』。何それ?と思えば、メレンゲのオムレツ。フワフワでトロトロなんだとか。

 で、実際にやってみた。まず、卵のしろみと黄味を分ける。しろみだけをレンジで10秒チーンして泡立て器で泡立てると、あれよあれよという間にメレンゲ完成。そこに残しておいた黄味に塩コショウをしてザックリと加え、フライパンにバターを落として160度で焼く。意外と簡単なのである。

 するとなんとまー、スフレ状態のオムレツの完成。なんでもこれは、フランスのモンサンミッシェルの郷土料理なのだとか。行ったことはないけど信仰深い味が漂う。ぜひともいっぺんお試しあれ。マジでおいしいです。只今、『世界一受けたい授業』に習って温泉卵も制作中。あと20分で完成っす。つゆをかけていただきます。はまりそう。

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メレンゲ状態の卵のしろみ身と黄身を焼いてます。フワフワトロトロ。歯はいりません。おいしーです。これなら、介護食に喜ばれそう。

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誰が食べた?

 「一大事!どろぼう!どろぼう!」と母がわめいていた。何事かと思えば、玄関先に置いてあったイチゴがなくなっていると大騒ぎなのだ。

 食べ頃の真っ赤なイチゴをどうしても摘めずに、毎日せっせと水やりをしていた母の気持ちもわからないではないが。

 犯人にされそうになったのは、従兄弟の孫の麗(うらら)ちゃん。麗はイチゴが大好物なので、保育園の帰りに食べたんじゃなかろうか…と一番に疑われた。

 もう一人は、近所のおばちゃん。よそんちのみかんだの、ダイコンだのかってにもいでいくことで有名。「あの人ならばイチゴなんてお手のものだもんねぇ」と疑惑がそのおばちゃんにかかった。「どうやって調べると?」と興味半分に母に尋ねたら「自白させる」と息巻いている。たかがイチゴくらいでと呆れてしまう。

 取り調べがはじまったら、随時、ご報告いたします(笑)。

どろぼうにあったイチゴは招き猫の横に移動された。犯人捜しを招き猫が笑っている。

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絶唱

 江戸中期に建てられた庄屋さんの取材に出かけた。国指定の文化財の邸宅は、おそよ1800坪。広いお屋敷にたたずむと、庭や台所、土間を忙しく動き回る「おとこしさん」や「おなごしさん」の姿が見えてくるようだ。

 小説『絶唱』を思い出す。大江賢治さんの名作で、昭和17年頃の物語。舞台は山陰地方。山番の娘の小雪と庄屋さんの若様の愛の物語。冒頭のはじまりはこうだ。「それは今から30年前のこと。村の大地主の家へ美しい娘が嫁いできたという。しかし、娘はそのときすでにこの世の人ではなかった…」

 身分の違いで結婚が反対された二人は駆け落ちする。激怒した父親は息子を勘当し、二人は経済的にも苦しい生活を強いられる。そんなとき若様に召集令状がくる。
 夫の帰りをけなげに待ち重労働の仕事をしながら働く小雪だったが、病に冒され、日に日に体力は衰えていく。もう命がいくばくもない…そこへやっと夫が帰ってくる。そして小雪の命は絶える。
 妻の亡骸に花嫁衣装をまとわせて若様は家に帰る。実家の庄屋屋敷では、哀しい結婚の宴がとり行われるのだった。

 この物語は数々の映画やドラマにもなった。山口百恵と三浦友和の映画作品を見たのだが。結婚式のシーンが夜。提灯にともった灯りがいとも哀しげで、すでに死に絶えていた花嫁の背中には布団が重ねてあり、それにもたれるように花嫁を座らせてある。妖艶ながらもどこか不気味で、記憶に深い映画となった。

 動乱の時代を生きた人たちの人生はまさにドラマである。大きな庄屋あとで、その悲恋物語を想った。

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取材のお礼を深々と申し上げている私。撮影はM田編集長。

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マコモン

 昨日はラジオだった。その後でクライアントとの会食が待っていたので、少々あわてていた。スムーズに任務を遂行しようとペラペラしゃべっていたら、途中で塚原まきこが「ちょっと、取材の撮影に行ってくるから、あとはよろしく!」と言ってスタジオを出て行った。

 ………。ありえねー…!スタジオでカフをあげるのはまこの担当。長年、進行係の彼女に全てを委ねているので、突然、しゃべっている最中にいなくなられては困る。それに、大の苦手の曲の紹介もまかされて、勘弁島倉千代子だよ。

 なんとか10分ほど貫一と切り抜けて、やっとまこが帰還。すると、クマモンのTシャツに着替えている。新幹線開業記念の有名人シリーズに登場したらしく「もらっちゃった!」と超ご機嫌。とっても似合ってて、クマモンって可愛い。

 こんだけ汗かいてその場をしのいだのだから、まこが着ているそれを奪ってやろうかと思ったが、サイズに無理があるだろうとあきらめた…。

撮影されるというのに、スッピンに近い状態で取材を受けた塚原まきこ。化粧なおしもしないままスタジオを出て行った。もっと、タレントとしての意識を強くもて!

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愛らしいものたち

 なんとも愛らしいものたちに遭遇。熊本在住の木工作家・江籠(えごう)正樹さんが作る、それはそれは可愛い木のお人形たち。

 親指ほどの大きさだけど、どの子も優しい表情をしている。「ペンダントにしたい」とリクエストがあるらしいけれど、お人形の体に傷をつけるのは可哀想…と江籠さんはおっしゃっているそうだ。なんて優しい方なのだろう。ぜひ一度、お会いしてみたい。

 バタバタと慌ただしい毎日だけど、こんな愛らしいものたちに出合うと心が一瞬、穏やかにゆるくなれる。お人形の表情をのぞきこむと、フフフと笑顔になれる。

 作家さんの思いが伝わってくる親指人形は、『JamJam』という(熊本市桜木)のステキな雑貨屋さんに置いてある。

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お座りしている女の子、立ち止まっている女の子、その向こうには切ない顔をした男の子と女の子。みんなみんな愛らしい子たち。

 

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焼き鳥屋でカニ三昧

 夕べは焼き鳥屋でタラバガニをたらふく食べた。某広告代理店御用達のお店だが、実はここで焼き鳥を食べることは少ない。いつも肉のたたきやカニといった特別メニューを食べさせてもらう。

 むしゃむしゃ食べる食べる。おやじさんが「あんたたちゃ、カニ食ってるときだけは静かだもんなぁ」と笑う。夕べのタラバガニは最高だった。カニの身の甘味と茹でた塩加減が見事。店の息子さんの職人ルートで極上のカニが手に入るそうだ。

 季節ごとにいろんなカニを食べさせてくれる焼き鳥屋さん。で、どこにあるのかって?お教えしたいのはマウンテンマウンテンですが、奥の座敷の壮絶な飲み会もお見せすることになるので、どうぞご勘弁を…。


タラバガニ、あっという間になくなった。

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夜ざくら

 3月にござる。意匠家の永井直美さん=おみちゃんが選んでくれた春の和菓子は、京都の高級料亭御用達の銘菓『和久傅(わくでん)』の『夜さくら』。甘味を抑えたこしあんの羊羹に桜色に色づけした蒸した餅米をー桜の花のように散りばめてある。

 ご丁寧に桜の葉の塩漬けが別に用意されており、それを巻いていただくのだが、この塩味と桜の葉の風味がまた品がいい。

 濃い目のお茶を用意して一口いただくと、えもいわれぬおいしさ。慌ただしい仕事の合間に、おみちゃんセレクトの和菓子を頬ばる。優雅ぁ。

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『夜ざくら』。こしあんの羊羹に桜の花を描いた蒸した餅米が散りばめてある。ほんに、夜桜のお花見どすぇ。

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羊羹をカットして塩漬けの桜の葉で包んでいただく。その香りといったら。美味にございまぁ〜すっ。

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