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タイ奇行 ひろきよしき編

 タイ珍道中の仲間、ライターの廣木よしことカメラマンの下曽山弓子。『ローズガーデン』での観光を何より楽しみにしていたのが廣木。出発前から「象さんに乗る象さんに乗る」と寝言のように言っていたから、大きな象を目の前にしたときは感慨無量であったろう。

 象の背中に揺られてキャラキャラ、ゲヘヘ、と笑うご満悦の廣木。私とシモは象に乗った廣木の姿を写真におさめようと、「こっちむいて!手を振って!」と大変。と、廣木が頭上で叫んだ。「かずさーん、やっぱりあの日傘買えばよかったぁ。王様みたくなれたのにぃ」。ほおれ、言わんこっちゃない。

 その前に私たちは水上マーケットを楽しんできた。土産物屋でタイの民芸日傘を廣木が見つけた。「これ、なんかいいっすねぇ。いいっすねぇ」とどうやら買う気のようだ。「でも、熊本の街中でさせる勇気ないしぃ」と迷う彼女に「お前なら使いこなせる」と背中を押すも、後ろ髪を引かれるようにして廣木は断念してしまう。

 なんとか廣木に旅の思い出の品をと、可愛いアクセサリーを見つけた。「廣木、おいで!可愛いのがあるよ!」と声をかける。ニコニコとやってきた廣木が「ほんとだっ!かっわいい〜」と目を輝かせて手を伸ばしたのはモモンガの標本…、嘘だろ。

 「いくらだい?」と廣木に忍び寄るモモンガの標本を売る露店のおじさん。「いくらだい?って、あたしに聞くんすかぁ…?」と廣木が困惑する。おそらく「いくらなら買うんだい?」とおじさんは言いたかったのだと思う。「税関でひっかからないかなぁ、ワシントン条約大丈夫かなぁ」と本気モード。すかさず「いくらだい?」とおじさんがすり寄る。「だから私に聞かないでって…」と廣木。「いくらだい?いくらだい?」「知らない知らない」の押し問答は果てしなく続く。横で見ていてこのシーンは飽きなかった。

 夜、「かずさん、私のお友だちのお店に行こう」と廣木が言い出した。たった1日の滞在ですでに友だちができたのか!と驚く私。連れて行かれたのは近くのスーパー。そこには、キレーにお化粧をしたおかまのお兄ちゃんがレジを打っていた。「あの人、あの人」と指さしてクフフと廣木が笑う。よく見ると細面のいいオンナである。そうなのだ、廣木のタイでのもう一つの目的はキレーなおかまちゃんに会うことだったのだ。以来帰国するまで廣木はこのスーパーに夜毎通うことになる。

Photo_7 タイでは「ひろきよしき」と言われ続けた廣木よしこ。B型。独身。

Jpgタイを撮りまくったカメラマンの下曽山弓子。ビールも飲みまくった。

1jpg
念願の象に乗って超ご機嫌の廣木。彼女たちが象のダンスショーをウキウキして見ていた頃、ガーデンの休憩所で私は大の字になって昼寝をしていた。

Photo_8
「いくらだい?」「知らないよぉ」と押し問答をする露店のおじさんと手前が廣木。

2pg 水上マーケットにはいろんなものが売られている。香辛料やアクセサリーなど、賑やか。

4jpg絵を書きながら1日を過ごす絵描きさん。見事な筆遣いで絵が描れていく。

6 揚げバナナに廣木が「わぁ、おいしそぅ」と言うので買ってあげようとしたら、「私、バナナが嫌いなんです」と廣木。意味わからん。

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コメント

「いくらだい?」笑ったぁ!!
けどやっぱりタイの思い出は「ポケベル」です…

投稿: shimo | 2011年1月30日 (日) 15時52分

<shimoへ>
今でも涙流して笑ってしまう、
あのポケベルのおっさんの話。

投稿: かずこ | 2011年1月30日 (日) 23時32分

あたし、とってもうれしそうだね。
ありがと〜かずさん。
面白そうな人物に書いてくれてぇ

タイの思い出は「むくみ」と「上等舶来」です

投稿: ヨッシー | 2011年2月11日 (金) 07時05分

<ヨッシーへ>
タイの反省会ばせんといかんね。
楽しかったね〜。
またいくばい。

次、どこにする?

投稿: かずこ | 2011年2月11日 (金) 11時20分

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