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2010年3月

苺日和

 午前中、お天気が良かったので、母と農家直売店に買い物に行った。なんでも、ご近所の漬物づくり名人が「メロン漬け」を作ってくれるので、摘果された小さいメロンを買いに行く、と母が言い出した。

 摘果メロンは売り切れていたが、小粒の糖度の高い苺が手に入った。親指より少し大きい苺は甘くて香りが豊か。大根1本が90円で売られてある直売所で、こぶりの1パックで330円は少々高いと思ったけれど、やっぱり味が違う。
 母は苺大福を手にしてレジに向かった。三時のおやつは苺三昧とあいなった。

 のんびりと食べていると、ねずとたろがお昼寝から目覚めた。ゲージから出るというのでドアを開けたら、タロのおもらし用のシートのところまで行って、クンクンと匂っている。その後で「はぁ〜」と切ないような顔をするのがおもしろい。おしっこが匂ったのだろう。おかしくてたまらない。

 パリパリ(キャットフード)を食べて、また眠いと顔を撫でた。その仕草が、ねずは「参った」というように見え、タロは「すんません」と言ったようで笑ってしまった。

 春の午後、実に久しぶりにのんびりとした時間が流れていた。いつ以来だろう、こんなにほのぼのとしたのは。甘く溶けていきそうな、苺日和である。




Photo 親指ほどの大きさの苺。食べてみるとすごく甘い。甘やかな春の匂いがした。

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ちょこんと苺が鼻の先を尖らせている大福。可愛いなぁ、可愛いなぁ、と言い終えぬうちに、がぶりと頂いた。愛らしい食べ物は、一気に食べないと心がとがめる。

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ねず。また太ったようだ。朝の散歩の距離が最近長くなっている。

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「参った」とねず。

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「どーも、すんません」とタロ。

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「気高い君が欲しい」の拓也と…

 ゆうべは、文豪キノヒデノリ氏とサシ飲みをした。木野氏おすすめの店、仁王山通りにある「ちゃんぽん醤」で、スペシャルメニューを味わわせてもらった。おまかせコースだったが、何を食べてもどれをとっても、抜群のおいしさだ。

 看板はちゃんぽん屋さんなのに、厨房からはイタリアンや創作料理が次々に運ばれる。なんてすごい店なのだ。一発で気に入ってしまった。

 さて木野氏と二人っきりで飲むのは初めてだ。とにかく優しい。配慮が細かくて、女性のエスコートがうまい。「おばおじちゃん」の私だって丁寧に扱ってくれる。今どき、貴重な存在だと思う。

 話は小説のことで盛り上がった。現在、木野氏が書いている「気高い君が欲しい」の展開を聞いた。ふむふむ、なるほど。そういう意図が絡んでいるのかと、感心することしきり。今の彼の物語には勢いがある。「描きたい!」という、ほとばしる思いがそうさせるのだろう。こちらにガンガン伝わってくる。

 途中からはワインにきりかえるのも話は尽きない。物事にいつも真剣で熱くて、こんな私の話にも素直に耳を傾けてくれる。幅の広い人って、こういうところが他の人と違うんだなー、と思う。いいテンションで語り合えた。久しぶりにおいしい酒と楽しい会話の時間が持てた気がする。近々、また行きたい。木野さん、感謝。

 

文豪、キノヒデノリ。彼が描く「気高い君が欲しい」の展開をお楽しみに!言っとくが、彼は写真家である。


豚足と魚介のスープ。ぶっ飛ぶほどのおいしさだ。「ちゃんぽん醤」のメニューはどれもおいしい。いいワインも置いてある。

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万作の花

 締め切りもそろそろ終わる。めまぐるしかった創刊号の編集もあと少し。とはいえ、これからずっと続くわけだけど。ひとまず、といったところだろうか。

 月曜日。運動不足はいかん、と原稿仕事を途中でやめて、母と散歩した。ほんの1時間ほどだったけれど、けっこう血の巡りが良くなった気がする。

 ご近所さんをブラブラ歩くだけだけど、これがなかなか楽しい。小さい頃から可愛がってもらっているおじちゃんやおばちゃんたちの顔を見に行くと、みんな喜んでくれる。お菓子を食うか?茶を飲むか?おにぎり食うか?

 このおにぎり食うか?には意味がある。小さい頃の私の好物がおにぎりだったのだ。普通の子どもは駄菓子屋のお菓子を求めていたけれど、なぜか私はいつもばあちゃんのおにぎりを持って遊びに行っていた。

 ばあちゃんがいないとき、遊びに行った先のおばちゃんが、何に食べる?と聞いてくれたので、迷わず「おにぎり」と言っていたのだ。それから中学生になっても、そのおばちゃんのおにぎりを食べていたのだった。

 月曜日。けっこうな年になっているおばちゃんの顔を見に行ったら、とっても元気だった。「かずこちゃん、おにぎり握ってあげようか」と言われて迷わずお願いした。

 手作りの梅干しが入った塩おにぎりだけど、やっぱ、変わらずおいしい。母と二人分2個握ってもらって、食べながら散歩を続けたのだった。小さい頃の私を知っていて、あの日のまんま受け入れてくれる人がいるって、嬉しい。くすぐったいような、甘ったるいような嬉しさを覚えるものだ。

 おばちゃんの家に万作の花が咲いていた。「今年は見事ばい」と自慢していたので、パチリと写メに撮ってきた。また、おにぎりを食べに行こう。

いつもお煮染めを作ってもってきてくれるおばちゃんのお家の庭に咲いていた、万作の花。ほどばしるような鮮やかな紅の色を放っていた。美しかった。

 

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市場の弁当

 たまに、母がいなくてまかないご飯が食べられないとき、市場の中で売られている弁当をスタッフが買いに行く。これが安くておいしい。

 塩鯖の焼き物(唐揚げやハンバーグもある)、天ぷら、魚肉ソーセージと卵焼き、焼きそば、漬物、そして甘い煮豆。これぞ日本人のお弁当!というべきメニューがたっぷり入って、なんと300円。何と言っても、コテコテのB級味というのがいいのだ。

 お弁当チェーン店のものは一口食べただけで飽きてしまうけれど、この弁当はきっちり食べ終えることができる。量もちょうどいい。味付けはおおざっぱでこだわりは伝わってこないけれど、ちゃちゃっと作ってくれたような、知り合いの家の母さん手作りの弁当を食べているようでちっとも飽きないのだ。

 昨日も母がデパートに買い物に行ったので、お昼は市場弁当だった。ここのお弁当は味付けがいつも少しずつ違う。そこがいいのだ。暴風が吹く午後、外は嵐だったけれど、お腹と心はすっかり春日和だった。


 

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これが市場の弁当。日によって中身はいろいろと変わる。いつも、塩鯖の焼いたものをオーダーする。手前の甘い煮豆を最後に食べるのが好き。昔、親父と別府に列車で遊びに行くとき、駅弁を買ってもらった。その中に必ず、甘い煮豆が入っていた。折の匂いがご飯に染みた風味が好きだった。そんな昔ながらの幕の内の駅弁が食べたくなった。

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五分咲き

 昨日、仕事の途中、信号停車しながら、車窓から桜を眺めたら五分咲きだった。スカイブルーの空に向かって、誰にも気づかれないように少しずつ力を押し出しながら、淡々と生きようとしていた。
 満開の頃になると、この世のものではないほどの妖艶でまぶしいほどの美しさを見せる。散り際もまた美しい。ただ、それが桜のアイデンティティーだと思う人は多いが、新緑の季節にはまた輝くような緑色の葉を茂らせ、風にそよぐ様は実に清廉としているものだ。

 そんな桜に思うのは、一際、他の木々とは別格のような華やかさを見せるも、幕引きの潔さをみせ、人知れず力を蓄えながら生きているという気概だ。

 迷い、苦しみ、ぶつかりながら生きていく時間の中に見えてくるものは何もない、と思う。だって心を痛めることばかりだからだ。淡々と生きてこそ、ゆっくりと見えてくるものがあるのではなかろうか。

 桜が最も美しいときでさえも、淡々と生きていく中での一つの出来事なのだと思う。人々がその美しさに酔いしれるのは、桜にとっては本当はどうでもいいことなのかもしれない。マイペース、とはそういうことなのかもしれない。

 どなたも、日々、自問自答を重ねながら人生を送っていらっしゃると思う。心潤う日もあれば、心が枯渇する時もある。大切なことは、自分を信じることではないだろうか。自分に宿る力は、自分でしかはかれない。たとえ、人様が評価してくれたとしても、それはほんの一部のこと。またその逆もある。本当の力というものは、自分でしか感じ得ないもの。
 だからこそ、自分をしっかりと見つめながら、確信しながら一歩一歩、歩いていく。

 先日、古い友人を亡くしてから、その死を悼(いた)むほどに、こんなことをちょくちょく思うようになった。桜の満開まで、あと一週間。


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熊本市の白川沿いに咲いている桜。信号停車でしばし見入った。桜の幹の黒さがうす桃色の花びらをより引き立てる。昼間の清廉さもまぶしいが、夜桜の妖艶でどこか不気味な美しさも好きだ。今年は、ゆっくり静かに花見をしたい。

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雪崩…

 朝も早くからバタバタと編集の作業に追われていて、電話、ファックス、メール…、あぁ、頭がウニ状態。
 と、デスク周りがすごいことになっている。夕べ、きちんと片付けたはずなのに、今朝はもうすでに雪崩が起こりそうだ。

 菜菜美がデザインを仕上げている間に少し時間があったのでキョロキョロと見回してみたものの、すぐさま目をふさぎたくなってしまった。で、記念に撮影してみた。

 そんな余裕をぶっていたら、また電話だ。携帯電話もひっきりなしで、壊れそう。菜菜美もどんどん口数が少なくなった。元気をしぼりだしているえっちゃんが痛々しい。みんな大変なのだ。ブログ書いてる時間があったら、スタッフにコーヒーいれて、デスク周りを片付けろ!っちゅー話だよね。はい、そうします。あっ、また電話だ。


Photo 名刺も辞書も、読みかけの本もあったもんじゃない。それに資料ファックスの山々。どこに何が置いてあるのか、からっきしわからん。でも、夕べはきれいだったのですよ、信じられない…。

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元気印

 湯布院の名物女将が我が家へやってきた。橋本律子さん。この方の元気はただ者じゃない。いつもパワフル。小さい体で大きなベンツに乗ってやってくる。無人車が走っているのかと見間違うほど(笑)。本日も、たくさん元気を分けてくれた。

 人はときどき、折れそうになることがいっぱいある。けれど、それって自分の弱さを示しているようなもの。口さがない噂も聞こえてくるけれど、真実に従って進めばいい。何に惑わされることなく、自分というものをしっかりもって生きなさい。

 そんなことを言ってくれた。夕べも昔からの知り合いと飲んだ。ちょっとふさぎ気味だったので元気づけてもらった。ありがたい。ちゃんと生きているつもりでも、いろんな中傷がある。身に覚えのないことを言われることだってある。せちがらいのだ、世の中は。それでも、前を向いて歩いていく。どんなにくじけそうになっても、歩いていく。とにかく、歩いていくしかないのだ。

元気いっぱいの女将さんと母、節子。りっちゃん、せっちゃんの仲なのだ。今度、湯布院でゆっくり休日を過ごすつもり。りっちゃんの優雅な家で、たっぷりと休養しようと思っている。とにかく、ここ数ヵ月、いろんなことがめまぐるしくありすぎた。元気を取り戻そう。

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もうすぐ

 「あれんじ」という新媒体の創刊号の編集に飛び回る日々。期待の大きいものだけに、携わるスタッフも真剣そのもの。

 「あれんじ」は、熊本県下をくまなく網羅する媒体なので、ネタ探しも県下広々と走り回っている。辿っていくと、熊本ってなんてステキなところなんだろう、とあらためて思ってしまう。久しぶりに行く場所、長いこと熊本に住んでいながら初めて感動すること、熊本の魅力は尽きないのである。

 読者の皆様には、じっくりとゆっくりと読んでいただきたいと、原稿量を多くして読み応えのあるものを目指している。
 創刊号の特集は「山鹿」。何度も訪ねたことはあるけれど、丸一日、ライターさんとカメラマンと山鹿にいれば、路地裏に発見することや、街の匂いがじみじみと伝わってくる。なんていい街なのだ、と感慨深く思うのだ。

 昨日は、カメラマンのあこと、合志市にある農園レストランを訪ねた。キッチンの取材で、店のまかないご飯をレシピとしてご紹介しようというもの。
 ここのオーナーの真理子さんがとってもステキな方。素朴でピュアで飾らない。そこに女性の美しさを感じるのだ。こんな女性って大好き。嘘や調子のいいことを言わない、そんな人なのだ。こんな女性に会うと、心がほっとする。

 さて本日も、朝からバタバタと動き回ることになる。帰れば、原稿チェックの仕事もある。夜は湯布院の名宿の女将と会うことになっている。←この人がすごい人。とにかくパワフルでめっちゃ明るい!私の師匠でもある人だ。久しぶりに甘えてこようと思う。ベタベタ触りまくってエネルギーを吸収してくるつもりだ。

 どうぞみなさんも、ステキな一日をお送り下さい!さっ、がんばろっ!


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あれんじの撮影中。表紙を撮ろうとしているモリケン。

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「百花堂」というギャラリー。山鹿には、古き良きモノがたくさんある。

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桃の花を撮影している、モリケンの弟子のあこちゃん。一生懸命な姿をパチリ。

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農園レストランのオーナーが作ってくれたまかないご飯。簡単でいておいしい!レシピはあれんじ創刊号で。お楽しみに!

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語り部

 夕べは仕事先のパーティーだった。スーツ姿のお偉い様たちがいる中、私らはいつものメンバーといつものリズムでパーティーに参加。

 パーティーがお開きになって、飲み足らず、モリケンとヘアーメイク「パレット」の主宰のおおのゆみこと、池上ゆきちゃんと私の4人で、近くのワインバーに入った。

 ここはかの、キノヒデノリ氏御用達の店で、もしかして木野文豪に会えるかも、いや、偶然に会いたい!とずーっと願いつつ待っていたが、木野氏現れず残念…。

 さて、女性3人に囲まれたモリケン。楽しい話を聞かせて!とおおのゆみこがオーダーすると、出るわ出るわ、秘蔵のおもろネタ。それにしてもモリケンの話の作り方はうますぎる。

 自称「語り部」のモリケンの話で大盛り上がりして、その日体調が悪かったおおのゆみこもすっかり回復。ワインを飲むリズムも元通り。結局、深夜まで飲んでしまった。今朝、おおのゆみこから電話があって、あんまりモリケンの話が面白くて、明け方の4時頃まで興奮して眠れず一人で笑っていたらしい。あぶない、あぶない。独り言もやばいが、夜中の笑いはもっと気味悪いって。はよ、寝らにゃんて、ねーちゃん。

パレットのゆきちゃんと、語り部モリケン。ゆきちゃんは、始終笑いっぱなしだった。ワインおいしかった。

すっかり元気になったおおのゆみこ。ブログで「おおのゆみこさん」と書いていたら、何か魂胆があるのだろう?と疑われたので、いつもの愛称に戻すことに。

おいしいオリーブ。どこかで見たことのあるメニューだと思っていたら、文豪キノヒデノリの最初のストーリーに出ていたものだった。木野さん、とっても会いたかったな!今度、一緒にいきましょね。

 

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和歌山道中

 和歌山に行って来た。高野山、熊野古道、南紅梅、南紀白浜。ぐるりと回ってきた。高野山では今年最後の大雪に出合い、熊野古道は今回3度目で、南紀白浜の三段壁から見る眺めは圧巻で。和歌山は見所が満載である。

 一日タイトな取材を敢行した後、夜になると楽しみなのが宴会。毎回のメンバーで楽しい話で盛り上がりながら、テンションがあがって飲むお酒は格別だ。しかし早めに宴会は終わる。翌日のことを考えるとダラダラと飲んでられないし、一日かなりハードなので体力も玄海竜二なのである。

 それにしても、いつも同行してくれる大好きな桃若と一緒にお酒を飲む時間は楽しい。いつも肴を二人で半分こ。相思相愛の仲なのである、私たち。

 前回、桃若のデビューが雪のガンタクだったので、今回は本人の了解を得て写真を披露することにする。取材に同行しながらも、一日中かかってくる電話におおわらわの桃若。こんな真面目で誠実な青年は珍しいと思う。旦那にするならこういうタイプの男がいいと思うぜ。

 

南紀白浜の海。千畳敷という見事な岸壁の景色。

これが桃若。長体のかかったような写真ですが、実寸です。とてもいい青年なのです。

イイダコの煮物を食べました。とってもおいしゅうございました。

思いっきりお酒を飲んだ帰り道、モリケンたちがどうしても和歌山ラーメンを食べるというので、地元で評判の店に行った。私はギョーザとビールで。ラーメンを一杯食べ尽くす体力は残っていなかった…。

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高野山にて

 高野山にきています。荘厳で気高くて凛としてて。春の雪に見舞われています。


帰り道、大雪。スノータイヤではなかったので、びびりまくって降りた。いい思い出になった。

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月曜日

 休日が明けたと思ったら、電話バリバリ。おー、はじまったな!と実感。されど、二日間も久しぶりにボーッ!と島倉千代子だったので、勘が戻りづらい。でも、そんな呑気なことは言ってられないのだ。仕事、仕事!

 ところで、久しぶりに髪を伸ばそうかと思っている。ずっとボブだったのだけれど、ひっつめてみようかと。心境の変化ではない。実はこれには理由がある。

 気合いを入れて仕事をする前、必ずやることが、まず爪を短く切ること。これはパソコンのキーを叩くときに長い爪だと邪魔くさいからだ。そしてもう一つがハチマキをする。髪がダラリと頬にかかって視界の中に入ってくるのがウザイから。最近、髪が伸びたのでゴムで束ねていたら、妙に気合いが入った。ならば、もう少し伸ばしてキュッとひっつめようと思ったわけだ。いずれにしろ、仕事をスムーズに運ぶためである。

 周囲からは反対の声が起きている。老ける、デブがより強調される、意地悪な女に見える。言わば言え!だ。私が密かに仕事に鞭打っていることがわからないヤツには、理解してもらえずともよいのだ。何ならドレッドにでもするぞ!束ねやすいしな。

 テレビでのコメントくらいにしか皆様にこの姿を現さないからいいでしょ、って感じだ。あっ、明日テレビタミンだった。不評のご意見は、明日以降に受け付けます!

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静かな休日

 朝、起きると家の中では何の音もしなかった。母はお友だちと福岡に遊びに行っている。スタッフはお休み。ネコたちも雨の日はずーっと寝ている。今日は久しぶりにゆっくりしよう、その前にメールを確認。するとあったあった。業務連絡がいっぱい。けれど、今日ばかりは仕事をお休みするつもりだ。

 バスタブにお湯を張って、入浴剤を入れる。ヘアメークのおおのゆみこさんからもらった、フランスの入浴剤。「和子の心が癒やされますように」といただいたものだ。香りが優しい。パリの匂いがする。乳白色のバスタブで体をあずけていると、すっかり心がゆるくなった。

 こんな贈り物をくれる人って、本当に優しい思いを心の底に持っている人だと思う。彼女は私が落ち込んだときや、嬉しいとき、いつも化粧品をプレゼントしてくれる。ルージュひとつで心が晴れたり、さらにテンションがあがったりすることをよくよく知っているのだろう。人の心に寄り添う贈り物を選べる人ってステキだ。

 しんと静まりかえった休日の我が家で、今日は小説を書こうと思う。テレビもつけず、電話もいっさいしない、本当に静かな日にて。

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おおのゆみこさんからいただいた入浴剤。パリの香りがする。私が感じる「パリの香り」というのは、パリの雑貨屋やブティックに入ると充満している、ステキな香りのこと。おおのさんと一緒に歩いたパリでの時間は楽しかった。また、行きたいな。

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すこぅし、一段落

 読みかけの本はいっぱいあるが、本を読む時間がなかった。小説を書くと宣言したが、いっこうに進んでいない、だからあの!木野さんの勢いがこわい…。焦るなー。

 けれど、ここですこぅし余裕ができてきた。心が落ち着いてきた、というか安定してきたように思う。随分前に、作家の谷村志穂さんから言われたことがある。「あれもこれもじゃなくて、ひとつだけ」。その意味が今、よくわかる。

 作家の林真理子さんのブログを時々見ているが、彼女のあのバイタリティーはいったいどこから来るのだろう。講演会、食事会、イベント、選考会、主婦の仕事。そんなタイトなスケジュールの中でブログは日々更新し、作品も書いている。しかも、恋愛小説の本数の多さといったら。そんな中に、かなりの調べ物をしなければ書けない皇族にゆかりの人の小説も書いてて、どこにそんなパワーがあるのだろうと感心してしまう。すごい!

 私もがんばろ。萎縮している場合じゃない。でも、すこぅしだけ、ゆっくり休みたい。一日ボーッとよだれを垂らしてダラダラとだらしなく過ごしたい。明日は土曜日、スタッフもお休み。仕事から離れてボーッとしよう。ネコたちとゴロゴロするか。読みかけの小説をゆっくり読もう。

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形になっていく

 

 最初に何かを始めるのは、すごくワクワクするけれど、産みの苦しみも背中合わせ。あーでもない、こーでもない。こうしたい、でも難しい。意見もさまざま十人十色。そんなセッションの中で、少しずつ形になっていくそんな時間にこそ充実感を覚える。

 この春、「あれんじ」という情報紙が誕生します。今、そのゼロ号を作っていて、なんとなく形ができて、昨夜、すごく嬉しくて一人で祝杯をあげた。創刊パーティーはあるだろうけれど、その前に、こうしてたった一人でお祝いする時間が実は大好き。

 思えばこれまでいろんな雑誌の創刊を立ち上げてきた。いつも私は立ち上げの時にいる。とてもありがたいことである。それはいつだってこんな季節。 ムクムクと木々や花の芽がふくらんで、これから咲き誇ろうとするこの季節に、皆様に読んでいただく紙面をコツコツと作っている。少しずつ形になっていく経 過が好きだ。深夜に一人で、まだ未完成の紙面に向かって「多くの人に読んでもらおうね、多くの人に愛されようね。いってらっしゃい」と語りかける。これは 私のおまじないのようなもの。

 そして春、満開の頃に、みなさんの手元にその紙面が届く。そのときの達成感といったら。とはいえ、それから次々に締め切りに追われることになるのだけれど。それでも、号を終えるごとに安堵感と達成感がやって来る。これを繰り替えすわけだから、一年が早いわけだ。

 1月、2月とめまぐるしく時間が過ぎていった。いろんなことがあって、心が折れそうになったこともあるけれど、こうしてちゃんと立っている。人間って思ったほど弱くないものだね。
 3月、新しい春はすぐそこ。桜のつぼみもふっくらとして力を蓄えている。さぁ、元気に歩きだそう。また広がる、大きな可能性に向かって。

 

日曜日、写真家のモリケンといろんな話をしながら「あれんじ」の表紙撮影をした。そこにあるものを撮るだけなら何も苦労はいらない。デザインで形にすればいい、という話ではない。いつもの旅のテンションでのぞもうと、メンタルな部分に神経をくばって撮影してまわった。私は写真家ではないので、モリケンのリズムが上がってくるのをじっと待つばかりだった。あんなモリケンを見たのは初めてだ。産みの苦しみは、私ばかりではなかった。休日、マサノブと一緒にいたかったろうに…と思えば、申し訳なかったが。そんなモリケンの近くで、イヌフグリの花を見つけた。土手に咲く青紫の花。春告げ草のひとつ。日だまりの中で「がんばれ!がんばれ!」と私たちにエールを送っているようだった。がんばるぞーっ!!

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小説家現る

 一人のブログ小説家をご紹介しよう!その名も、キノヒデノリ。彼の世界観で描き出される物語にハマっている私である。
 このブログのコンテンツに「charvyな世界」とあるが、そこをクリックしていただくと、彼ならではの物語の世界へ入っていける。

 男性の目線で物語が描かれているのだけれど、展開がおもろい。スピードもあって、なかなかいい。時々、原稿を書く手をとめて物語を追いかける私である。

 彼は写真家だが、こんな才能もあったのか、と驚いている。そこいらの、三文ドラマよりよっぽど面白い。ポコポコと温泉が湧き出るように、いくつものストーリーを打ち出してきて、私よりよっぽどイメージ力があると感心することしきり。うかうかしちゃおられん…と内心焦ったりもする。

 どうぞ、ドキドキしたいときは、彼の物語の世界へいっちゃってください。

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自閉症ご飯

 原稿と締め切り、そして新媒体の立ち上げで吐きそうになるほど忙しくて、ブログをずいぶんお休みしてしまった。毎日、立ち寄ってくださった方、ごめんなさいでした。

 久しぶりのブログネタは!と言っても、たいしたネタはない。だって、ずっとかんづめで仕事してたし、日曜日、写真家のモリケンと表紙撮影に出かけたくらいで、仕事場からほとんど出ていない状態である。

 楽しみと言えば飯ぐらいのもの。母ちゃんが市場にでかけて行ってウニとイクラのしょう油漬けを買ってきた。おしおし!これはいいぞ!と昼ご飯にウニ&イクラ丼を作って(のせて)食べた。イクラにはしょう油味がついているのでそのままパクリ。ウニには半分スペースだけしょう油をたらして、あとの半分はそのままでご飯と一緒に食べる。

 時々、しょう油部分のご飯が侵入するのだが、愛らしい限りだ。すると、しょう油漬けのイクラも転がってきた。おいおい、お前まで来てしまったのかよ、なんてぶつぶつ言いながら食べていると、母が心配した。「大丈夫かい?あんた…」

 どうやら自閉症気味と思われた。意外と当たらずとも遠からず、かもしれない。今のところ自覚はないが、いつプツリと切れても仕方ない状態であることは確かだ。
 さっきも窓の外を見ながらヘラヘラと笑ってしまった。春の陽気のせいなのか、切れてしまったのか、それも自覚がない…。


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ウニがおいしかった。イクラもプチプチはじけた。美味しさを噛みしめながら独り言をつぶやいて食べていると、頭がおかしくなった…と思われた。

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